暑い季節にツルンとおいしい杏仁豆腐
杏仁豆腐は中国発祥のお菓子です。
実は、杏仁豆腐は薬膳料理の一種。ぜんそくや咳止めの効果があるといわれています。
ツルンと冷たい手作りの杏仁豆腐で喉を潤してみてはいかがでしょう。
今回は、杏の種を粉末にして、甘味などを加えた加工品「杏仁霜(きょうにんそう)」を使った杏仁豆腐のアレンジレシピをご紹介します。
我が家の定番、杏仁豆腐レシピ
生クリームを加えたリッチな味わいの配合。
ゼラチンの量は少なめになっていますので、とってもやわらかい口当たりです。
材料
- 杏仁霜…15g
- 生クリーム…35g
- 牛乳…170g
- グラニュー糖…25g
- ゼラチンパウダー…3g
- 冷水…15g
下準備
ゼラチンパウダーは冷水でふやかし、冷蔵庫で冷やしておく。
作り方
- 鍋に生クリーム・牛乳・グラニュー糖・杏仁霜を入れ弱火にかける。
とろりととろみが出てきますので、ゴムベラなどで絶えず混ぜながら砂糖を溶かしていきます。 - 砂糖が溶けたら、液体温度を80℃まで下げて、下準備でふやかしておいたゼラチンを入れる。
- ボウルに移し、氷水をあてて40℃まで冷ます。
- 容器に入れ、冷蔵庫で固める。
- 出来上がり。
*保存容器やバットなどに流し入れて固めたあと、スプーンで取り分けてもよいですし、そのままプラスチックカップなどに入れてもOK。
*お好みのフルーツなどを一緒に盛り付けてもおいしいですよ。
黒ごまプリンと杏仁豆腐のシマシマデザート
杏仁豆腐を黒ごまプリンと一緒に組み立てた、見た目に楽しく味もおいしいシマシマデザートをご紹介します。
黒ごまプリンを作る
材料(アンジェラカップ4個分)
- 黒ごまペースト…25g
- 牛乳…150g
- 砂糖…15g
- 生クリーム…50g
- ゼラチンパウダー…3g
- 冷水…15g
下準備
ゼラチンパウダーは冷水でふやかし、冷蔵庫で冷やしておく。
作り方
- 鍋に黒ごまペースト・牛乳・生クリーム・砂糖を入れ火にかける。
- 液体の温度が80℃程度になれば火からおろし、ふやかしておいたゼラチンを入れ、混ぜて溶かす。
- ボウルに移して氷水をあてて冷やし、15℃以下まで冷やす。
*鍋の周りがフツフツして来るのが火からおろす目安。
*とろみがついてきたらOK。
組み立て
材料
- 杏仁豆腐
- 黒ごまプリン
作り方
- 「我が家の定番、杏仁豆腐」を工程3まで作る。
- カップに25~28gそそぎます。冷凍庫でしっかり固める。
- 固まった杏仁豆腐の上に黒ごまプリンを25~27g流し入れ、冷凍庫で冷やし固める。
- 作業を繰り返し4層にして、出来上がり。
*今回はアンジェラカップを使用していますので、他のカップのときは容量を調節してください。
冷凍庫を利用して固めていけば短時間で仕上がりますので、シマシマ模様も作りやすいですよ。
「黒ごまプリンと杏仁豆腐のシマシマデザート」の詳しいレシピページはこちら。
杏仁豆腐のアイスキャンディー
夏におすすめのアイスキャンディーを杏仁豆腐で作ってみました。
「我が家の定番、杏仁豆腐」の材料、作り方とほぼ同じで、違いは生クリームの量と加え方。
生クリームの量を増やしてホイップして加えることで、より滑らかでふんわりとしたアイスキャンディーに仕上げています。
生クリームの量はお好みで減らしても大丈夫ですよ。
材料
- 杏仁霜…15g
- 牛乳…125g
- グラニュー糖…20g
- ゼラチンパウダー…3g
- 冷水…15g
- 生クリーム…50g
- パイナップルまたはラスベリー…適量
下準備
ゼラチンパウダーは冷水でふやかし、冷蔵庫で冷やしておく。
作り方
- 鍋に牛乳・グラニュー糖・杏仁霜を入れ、弱火にかける。
- 砂糖が溶けたら80℃まで下げ、下準備でふやかしておいたゼラチンを入れる。
- 氷水をあてて15℃まで冷ます。
- 別のボウルで生クリームを7分立てまで泡立てる。
- 3と合わせる。
- アイスキャンディーの容器に入れる。
フルーツなどもこのときに一緒に入れます。 - しっかりと冷やし固めて、出来上がり。
「フワフワ、ミルキーな杏仁アイスキャンディー」の詳しいレシピページはこちら。
いつもの味を今年はアレンジ!
杏仁霜に砂糖や牛乳などを加えて、ゼラチンで固めるだけで気軽に作れる杏仁豆腐。
今年は一風変わった杏仁豆腐で、夏のスイーツ作りを楽しんでみてください。