色や味もさまざまなぶどうを使おう!
たくさんの種類があるぶどう。近年、皮ごと食べられて種もないぶどうが大人気ですね!
色や味もさまざまで、たくさんの種類のぶどうを味わってみたくなります。
今回は、ぜいたくに5種のぶどうを使って、カラフルでかわいいぶどうのリースタルトを作っていきます!
ぶどうのリースタルトのレシピ(18cm1台分)
パートシュクレを作る
材料
- 無塩バター…60g
- 粉糖…50g
- 塩…1g
- 卵黄…1個
- アーモンドプードル…30g
- 薄力粉…110g
作り方
- ボウルにやわらかくした無塩バターと粉糖を入れ、ゴムベラで練り混ぜる。
- 卵黄、アーモンドプードルの順に入れ混ぜ、塩も加える。
- ふるった薄力粉を加え、練らないようにゴムベラで混ぜる。
- ラップに包んでひとまとめにし、冷蔵庫で2時間以上休ませる。
- 休ませた生地を3mmの厚さに伸ばし、タルト型に敷き込む。
中心を7.5cm程度のセルクルで抜く。 - 残った生地を3mmの厚さに細長く伸ばし、タルト型と同じ高さになるようカットする。セルクルの外側に巻きつける。
- セルクルで抜いた部分に6をはめ込み、継ぎ目を指で押さえてなじませる。
ピケして冷蔵庫で休ませる。
クレームパティシエールを作る
材料
- 牛乳…200cc
- 卵黄…2個
- グラニュー糖…50g
- 薄力粉…20g
- バニラビーンズ…3cm
作り方
- 小鍋に牛乳・バニラビーンズをしごいたもの・さやを入れて温める。
- 茶こしでこしながら再び鍋に戻す。
中火にかけて、ダマにならないよう絶えず混ぜながら炊く。 - 火を止めてバットに流し、表面にピタッとラップをし、氷水の入ったビニール袋を上に置いて急冷した後、冷蔵庫で冷やす。
- 網で裏ごししておく。
ボウルに卵黄・グラニュー糖・薄力粉を入れホイッパーで混ぜる。
卵黄のボウルに温めた牛乳を少しずつ入れ、混ぜる。
*固まり始めはかたく重い感じだったのが、しっかり火が通るとトロッと軽くなり、ツヤのあるクリーム状になる。
クレームフランジパーヌを作る
材料
- 無塩バター…40g
- 粉糖…40g
- 全卵…40g
- アーモンドプードル…40g
- クレームパティシエール…55g
*裏ごししておいたクレームパティシエールから55g取り分け、残りは仕上げで使う。
作り方
- ボウルに無塩バター・粉糖・全卵・アーモンドプードルの順に入れ、ゴムベラでよく混ぜる。
クレームパティシエールも加え、混ぜる。 - 型に敷いたパートシュクレの上に絞り入れ、平らにする。
冷蔵庫で2時間程度、休ませる。 - 170℃に予熱したオーブンで約40~45分間焼く。
焼成後、網の上で冷まし、粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やす。
仕上げ
材料
- 生クリーム…150cc
- グラニュー糖…10g
- クレームパティシエール…残っている分
- 粉糖…適量
- ナパージュ…適量
- ぶどう…お好きなだけ
- エディブルフラワーなど…お好みで
作り方
- 生クリームとグラニュー糖を合わせて、絞りやすいかたさになるまで泡立てる。
- 生クリームとクレームディプロマットを絞り袋にそれぞれ入れる。
- バランスを考えながらぶどうをたっぷりとのせ、ナパージュを塗る。
エディブルフラワーなどをのせて、出来上がり。
泡立てたものから60g取り分け、残しておいたクレームパティシエールに加えて、クレームディプロマットを作る。
真ん中の列にクレームディプロマットを絞り、内側と外側に生クリームを絞る。
フチの部分に粉糖を振る。
「葡萄のリースタルト」の詳しいレシピページはこちら。
タルトにのせるポイントとぶどうのご紹介
たくさん種類のあるぶどうは、数種類使ってカラフルに仕上げるも良し、1種類でシンプルに仕上げるも良し。
お好みのぶどうを使っていただければOK!
大事なポイントは、種なしぶどうを使うこと。
クリームやサクサクの土台を味わっているときに、種のゴリッ…とした食感が出てくると少し残念な気持ちになります。種なしだとストレスフリーです◎
今回は5種のぶどうを使いましたが全て種なし。普通のスーパーで売ってるぶどうを配色などを考えて選びました。
スカーレットローヤル
皮ごと食べられる赤ぶどう。アメリカ産。甘味が強い。
スーペリア
皮ごと食べられる緑ぶどう。アメリカ産。すっきりした甘味。
セーブル
皮ごと食べられる黒ぶどう。アメリカ産。甘味が強い。
種なし巨峰
国産品。皮はむいて使いました。外国産のぶどうより水分が多くジューシー。
デラウェア
皮はむいてもそのままでも。昔からある、なじみ深い品種。小粒なので隙間埋めにも◎。
ミニサイズで作ってもかわいい
小粒で飾りやすいぶどうは、ミニサイズのタルトにもぴったり!
シルフォームを使ったタルト台を使えばとても手軽に作れます。
敷き込みが楽な分、クリームでアレンジを楽しんでみるのもいいですね。
ぶどうでタルトを華やかに彩って♪
小粒でカラフル。いろいろな種類があって、かわいいぶどう。
タルトを華やかに彩ってくれること間違いなしです!
ぜひタルト作りの参考にしてみてくださいね。