ほぼ手間なしでラクチン!
焼いた翌朝もおいしいリュスティック
cottaで扱う商品とともに、お菓子やパンの魅力をお伝えする「cottaライブ配信」。司会を担当しているスタッフの武藤さんに、作るのが楽しくなる、今イチ推しのパン「リュスティック」について伺いました。
あすもやわらでリュスティック
レシピを見るパン作りは無心になれる特別な時間
「ホームベーカリーを持っていないので、パンを作るときは、いつも手ごね」という武藤さん。
「パン作りって大変?と聞かれることもありますが、ひとつひとつの作業の合間に別のことができるので、お菓子作りよりも、かえって忙しい人に向いていますよ。
生地をこねている間はパン以外のことを何も考えずに無心になれて、そんな非日常を味わえるのも貴重なひとときだなと思います」
今回、武藤さんが教えてくれるのは、ビギナーさんにもおすすめの強力粉で作るレシピ。
「リュスティックは今、人気の高加水タイプのパン。新品種の国産強力粉『あすもやわら』で作るのが、私のお気に入りです。外はパリッと、中はしっとり、ふんわりとした食感に焼き上がります。
高加水の生地は、こねるのが難しいというイメージがあるかもしれませんが、『あすもやわら』は水分の浸透性が高いので、生地がちぎれたり、べたついたりしにくく、手ごねにもホームベーカリーにも向いているんですよ。
水分をキープする力が強いので焼いた翌朝でもパサつかず、おいしいのが特徴です」
忙しい人にもおすすめのオーバーナイト製法
「パンはいつも手ごねと言っていましたが、じつは、リュスティックは、こねる必要がないんです!
一次発酵までは、小麦粉やイーストなどに水をボウルで混ぜたら、休ませては折り畳む、という作業を3回繰り返すだけ。
そのまま温かいところで発酵させても良いですし、『オーバーナイト(低温長時間発酵法)』といって、冷蔵庫の野菜室に入れてゆっくりと発酵させて、続きは翌日に始めてもいいんですよ。
作業を分割してできるので時間の制約がなく、忙しい人にもおすすめです」
手作りだからこそ味わえる
焼きたてパンのおいしさ
「発酵させた生地は、すべすべ、ぷくぷくとして赤ちゃんの肌のよう! 思わずヨシヨシとしたくなっちゃいます(笑)。小麦粉がどんどん変化していく様子を感じるのも、パン作りの楽しみのひとつですね。
再び、生地をやさしく畳む作業を繰り返し、発酵させます。
「生地がとっても柔らかいので、カード(ドレッジ)を使うのがポイント。そっとすくうようにして、オーブン用シートを敷いた天板に並べ、再び発酵させます」
生地が発酵したら、パンのふくらみと火通りをよくするために、クープ(切り込み)を入れます。
「パンの生地はとってもデリケート。もしなければ、包丁の刃先でも良いですが、専用のナイフを使うと、生地を潰さずにきれいなクープを入れることができます」
リュスティックを焼く時は、オーブンとともに天板も高温に予熱しておきます。
「オーブンの扉をあけてから、すぐに生地を入れないと庫内も天板も温度が下がってしまいますが、生地の柔らかいパンを動かすのって案外手間取りますよね。
そんなときに、この『取り板』があると、やけどの心配もなく、生地をオーブンシートごとササッと滑り込ませることができて便利なんです。
熱い天板にのせた生地は、表面がよりパリッとおいしく焼き上がります」
こんがりと、おいしそうなリュスティックが焼けました!
「パンを焼いている時の香りと、焼きたてのおいしさが味わえるのは手作りならではですよね。こんなのが作れた私ってすごい!という達成感も同時に味わえます(笑)」
「見てください! こんなに中は、しっとりもちもち。
これまで、パン作りに関しては小麦粉を冒険することはなくて、いつも同じものを使っていたのですが、『あすもやわら』に出会ってからは、こればかり。シンプルなパンこそ、この小麦粉の良さを実感できますね」
使いかけの小麦粉の袋は、湿気が入らないように鮮度をキープしたいもの。
「輪ゴムやクリップなどで封をすると隙間があいてしまいますが、シーラーで留めておくと、その心配がありません。保存容器に移す手間もいらなくて、衛生的なのも◎」
誰かの「おいしい」を増やしたい
「このリュスティックは、バターと岩塩をのせたり、カマンベールと生ハムなど、シンプルなサンドイッチにして食べたりするのが好きです」
「あすもやわら」で作ったパンは、名前の通り焼いた翌日も柔らか。
「食べきれない量のパンが焼けても、切って、ラップで包んで、さらに冷凍して、食べるときに解凍……という手間がいらないのもうれしいですね」
「おいしいって無条件で幸せなことだと思うんです。自分でがんばって作ったものを、食べてくれる人からも、おいしいって言われたら、なおのこと幸せ。
『cottaライブ配信』では、より、便利な道具や、仕上がりに差が出る材料をお伝えしながら、たくさんの『おいしい』が広がるお手伝いができたらと思います」
次回は、みのすけさんに、思わずもうひとつほしくなる、ひとくちサイズのお菓子の話をうかがいます。
取材・文/singt 撮影/田中館裕介
cottaブランドコンサルティングチーム
PRプランナー 武藤さん
大学卒業後、大手製菓・料理教室での講師を経て、2019年cottaに入社。広告営業部門に配属後、商品開発や企画ディレクションなどにも携わる。自他共に認めるcottaの「元気担当」として、現在は、cottaライブ配信の司会を担当。