ローソンxcottaコラボスイーツがついに発売!
第1弾 江口和明シェフ
4~7月末の期間中、ローソンxcottaのコラボスイーツが、関東甲信越エリア※のローソン店舗で発売されます。
メニューの共同開発を手がけた、cottaイチオシのシェフ6名の魅力をご紹介するとともに、今回発売する商品やお菓子作りへの思いについてもお届けします。
※茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、山梨県、長野県(一部店舗を除く)
「ロイヤルブレックファーストティーと苺のエクレール」
心が躍るきらびやかなパフェやケーキ、チョコレート菓子などをお店で提供する一方、YouTubeやSNSでは、身近な材料を使った簡単レシピを教えてくれる江口和明シェフ。2023年、自信初の著書『とんでもないお菓子作り』が第10回料理レシピ本大賞〈お菓子部門〉大賞を受賞。幅広い層からの支持が厚い、洋菓子界を牽引するトップパティシエの一人です。
幸せのそばにある「お菓子」
「ネットの動画やSNSなどで発信を続けているのは、お菓子作りをしたことがない人にも、お菓子の世界に興味を持ってもらいたいから。
楽しい!おいしい!と感じてもらえたら、次は、もっと上手になりたい、そして、プロの作るケーキってどこが違うんだろう?と、興味の範囲を広げてもらえるのではと考えています。
お菓子の楽しみを知っている人、興味を持っている人をどんどん増やすことで、お菓子業界全体をもっと盛り上げていきたいですね。
思いを伝えるプレゼントやお祝い。誰かと語り合いたいとき。お菓子は、いつも、うれしい場面にあるものですし、人を幸せにする力があると思うんです」
五感で味わう、デザートの楽しみ
パフェブームの火付け役ともいえる、江口シェフのスペシャリテ。この日訪れた「デリーモ日比谷店」では、フレッシュないちごを贅沢に使った、特製のパフェを披露してくださいました。ベリーのコンフィ、バニラやいちごのアイス、ミルクチョコレートクリーム、ラベンダーとシャンパンのジュレ、サクサクのクランチなどが層を織り成し、まさに、うっとりと幸せな気持ちにしてくれる一品です。
「オーダーが入ってから作るパフェは、できたてをすぐ召しあがってもらえるのでおいしさが違います。視覚的にも気分が上がりますね」
舌で感じる味わいだけでなく、お店の雰囲気や、口に入れるカトラリーのサイズ感、グラスのフォルム...。日常を忘れて存分に味わって欲しいという江口シェフの気遣いが、随所から感じられます。
「例えばパフェに添えているスプーン。お店では会話を楽しみながら召しあがるお客さまが多いので、ひとすくいで口に入るサイズを細かく計算しています。
口の周りが汚れず、食べる姿も美しくいられると、自分も相手も心地よく過ごせますよね」
パフェを盛った器は優しさと繊細さを併せ持つフォルムで、優雅な気分に浸れます。
パフェをより美しく見せてくれる薄手のクリアなグラスは、江口シェフの出身地にある硝子工房のものを使用。「自分をつくってくれたのは、人や土地とのつながり」と語るシェフ。地元に還元したいという、感謝の気持ちも器のセレクトに表れています。
パフェをオーダーすると一緒にサーブされるパフェカードには、構成するお菓子のネーミングとパフェの世界観を表現したストーリーが。読むことで想像力のスパイスが加わって、パフェの味わいが何倍にも広がります。
コンビニスイーツの王道エクレアに、いちごと紅茶を合わせて
「先ほどのパフェにも使いましたが、日本のいちごが、今どんどん進化していて、いっそうおいしくなっているのを感じています。
大人から子どもまで、誰にでも愛されるいちご。そして、コンビニの定番スイーツ、エクレア。今回のローソンコラボ企画では、王道同士の組み合わせを形にしたいと考えました」
ガナッシュに使ったのは、紅茶を煮出したクリームです。昨年から、英国東インド会社(1600年創設。本社ロンドン)で展開する、紅茶やお菓子の開発にも携わっている江口シェフ。
「紅茶の仕事をきっかけに、改めて、その魅力に惹かれているところです。
ティータイムを愛するイギリスの人々は、飲む時間やシチュエーションに合わせて紅茶を選ぶそう。逆に、どの時間でもいつでもおいしくたっぷり飲めるような、ロイヤルブレックファーストと呼ばれるブレンドも好まれています。
東インド会社のティーマスターが教えてくれたロイヤルブレックファーストの一番おいしい飲み方は、ミルクを合わせること。
そこで、ローソンコラボ商品〈ロイヤルブレックファーストティーと苺のエクレール〉のガナッシュにはロイヤルブレックファーストを使いました。
紅茶&いちごという、イギリスと日本の架け橋になるような味が多くの方に届く今回のコラボ企画は、とてもワクワクしますね。
ゆったりとしたティータイムは、文字通り、お茶も一緒にあってこそ。ぜひ、おいしい紅茶をいれて、エクレールとのハーモニーを味わってください」
コラボ商品をアレンジした、おうちで作れるシェフ考案のレシピも必見です。
ロイヤルティーといちごのエクレア
レシピを見る「生地から、クリーム、ソースまで、電子レンジを使うのがポイント。ビギナーの方でも気軽にトライできるよう工夫しました。ぜひこちらも試してみてくださいね」
取材・文/singt 撮影/松園多聞、広瀬 貴子(プロフィール)
2013年に自身の「デリーモ」ブランドを立ち上げ、全国展開を行い、「パティスリー&カフェ デリーモ」の総責任者として、シェフショコラティエ、シェフパティシエを務める。YouTubeチャンネル「KAZUAKI EGUCHI/チョコレートのプロ:ショコラティエ Chocolate」も大人気。「麻布台ヒルズ」の新店舗では英国東インド会社とコラボレーション展開する、オリジナルの紅茶やパフェなども楽しめる。著書『とんでもないお菓子作り』(ワニブックス)は第10回料理レシピ本大賞〈お菓子部門〉大賞受賞。