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はちみつを使うポイントを押さえよう♪はちみつパンレシピ

date
2019/04/10
writer
chiyo
category
パン作り

はちみつパンを作ってみませんか?

風味豊かで栄養価の高いはちみつ。
はちみつはパンと相性が良く、甘味・風味を付けてくれます。

今回は、はちみつとたっぷりのレーズンを合わせたおすすめのパンレシピをご紹介。
はちみつをパン作りに使うときの注意点も併せてご説明します。

はちみつについて

はちみつの栄養素

天然のはちみつには栄養素が豊富。
ビタミンB1・B2・葉酸などのビタミン類に加え、カルシウム・ミネラル・22種類のアミノ酸・80種類の酵素・ポリフェノールが含まれています。
はちみつを食べると、若返りの効果もあるといわれているんですよ。

はちみつの選び方


1000種類以上もあるといわれているはちみつ。
基本は花の種類で分けられますが、花によって味も香りもさまざま。

アカシアやレンゲのはちみつは、さらっとしたくせのないものが多く、上品な味がします。
ラベンダーや百花蜜のはちみつは、独特の風味が印象的。

また、産地(国)によっても風味などが変わります。
フランスのはちみつは、しっかりとした味と香りが特徴的。

それぞれのはちみつの特徴や味を生かして、パンやお菓子作りで取り入れましょう。
お気に入りのはちみつが見つかるかもしれません。

ハニーレーズンブレッドの作り方

パン生地が型から大きく盛り上がるように、生地量が多めのレシピです。
はちみつの成分、果糖とブドウ糖にはパン生地のパサつきを抑える効果があるので、しっとりした食感を楽しめます。

材料(1500mlの1斤型)

  • 強力粉…300g
  • イースト…3g
  • 塩…5g
  • きび砂糖…5g
  • はちみつ…20g
  • バター…20g
  • 水…160g
  • 全卵…60g
  • レーズン…150g

下準備

  • 型にオイルスプレーをしておく。
  • オーブンを焼成温度の20℃高い温度で予熱しておく。

作り方

  1. こね機やホームベーカリーにレーズン以外の材料を入れてこねる。

    レーズンはこね上がる5分前に入れる。
    お使いの機械によってこね時間を調整してください。
  2. ボウルに移してラップをし、室温で40分~1時間、一次発酵させる。

    一次発酵終了の目安は、生地が2~3倍の大きさになるまで。
  3. 生地を軽く丸め直し、パンマットの上に置く。
    ぬれ布巾をかぶせて、ベンチタイムを15~20分間取る。
  4. 生地を軽く手で押さえて空気を抜く。
  5. 生地にめん棒を上下にかける。
  6. 生地を上から折る。
    軽く手で押さえて空気を抜く。
  7. 生地が真ん中で少し重なる程度に下からも折る。
  8. 生地を軽く手で押さえて空気を抜く。
    生地の向きを90度変えて、上から締めながら巻く。
  9. 生地を型に入れ、35℃で30~40分間、二次発酵させる。

    画像のように、生地が型から少し出るくらいが目安。
  10. 上面にクープを入れてバター(分量外)を置き、焼成する。

    ガスオーブン、180~190℃で25分間。
    電気オーブン、190~200℃で25分間。
    お使いのオーブンによって、焼成時間や温度を調整してください。
  11. 完成です!

    カットすると、レーズンが中にたっぷり。
    そのままでももちろんおいしく食べられます♪

    トーストして、さらにはちみつをかけるのもおすすめ!
    間違いなしのおいしさです。

「ハニーレーズンブレッド」の詳しいレシピページはこちら

パン作りではちみつを入れる注意点

はちみつをパンに入れる場合、注意したいポイントがあります。

生地がベタつきやすい

はちみつの水分量は約20%。
砂糖に置き換えてはちみつを使ってしまうと、ベタついたパン生地になる可能性があります。

焼き色が付きやすい

はちみつは砂糖に比べて1.3倍の甘さです。
糖分は色付きやすいため、油断をすると焦げてしまうことも。

発酵に影響を与える

はちみつの酵素には発酵を促進する効果があるため、生地がふんわりと膨らみます。
ですが、多く入れすぎるとイーストの活動を妨げてしまい、グルテンの形成と生地の伸びが悪くなってしまうことが。

はちみつをパンに加える場合は、上記の三つのポイントを押さえて、はちみつや水分の量を調整しましょう。

はちみつをどうしても大量に使いたいときは、火にかけてから使う方法がおすすめ。
一度火を通すことではちみつの酵素が破壊されるので、発酵を妨げることがなくなります。

はちみつを使い分けてみましょう

はちみつの種類を変えれば、さまざまな風味のはちみつパンを楽しむことができます。

しっとり食感がおいしいはちみつパンをぜひ作ってみてください。

【おすすめの特集】手作りパン手作りパンの特集はこちら
date
2019/04/10
writer
chiyo
category
パン作り
注:記事内容やレシピ・画像の転用・掲載などの二次利用はお断りしております。

口に入れた瞬間に笑顔いっぱい広がるようなお菓子やパン作りまたそれを伝えていきたいと思ってます。不定期にお菓子教室開催。

コメント

ゆりあさん

2019/04/10 22:33

ぜひ作りたいいのですが、室温とは何℃くらいあれば大丈夫ですか?

chiyoさん

2019/04/11 21:35

ゆりあさん コメントありがとうございます。室温は約17程度かは25度程度の範囲を目安にしています。これからの季節は作りやすくなるかと思います。ただ、室内の温度だけでなく捏ね上がりの生地温によっても発酵時間は変動します。生地の大きさがしっかり2.5倍から3倍になるで発酵させてください。室温って難しいですよねぇ。。季節によっても部屋によっても違いますしねぇ。。あまり寒すぎないところがいいかなぁと、思います^_^

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