はじめまして、maiです。
製菓学校卒業後、製菓衛生師の資格を取り、県内のケーキ屋さんに就職。
パティシエとして8年間勤務しました。
現在は、6歳と3歳の子のお母さん。
子育ての合間に、自宅でお菓子作りを楽しんでいます。
意外と簡単!メロンかえるを作ってみよう
メロンの旬は、まさにこれから。
スーパーでも安価で手に入るこの時期にぴったりな、メロンを使ったかわいい「かえる」を作ってみませんか?
細かい作業が苦手な方でもかわいく仕上げることができる、ちょっとしたポイントもお教えします。
メロンの選び方
サイズ
小さいものより大きいもののほうが、目や腕のパーツが作りやすいです。
かたさ
メロンかえるでは中身をくり抜くので、熟しすぎていないもののほうが作業しやすくおすすめです。
見極めが難しいのですが、メロンかえるを作るためには下記二つのポイントをチェック。
- つるが枯れているもの
- お尻の部分(下部)を押すと少しだけへこむもの
メロンかえるの作り方
メロンをくり抜く
材料
- メロン…1個
作り方
- メロンのつるを切り落とす。
- 画像の矢印位置を参考に、メロンの右下の皮を切り落とし、メロンを安定させる。
- かえるの口になるように、へたの部分を切り取る。
- スプーンなどで種を取り出す。
- くりぬき器で果肉を丸くくり抜いていく。
- くり抜き終えたら、ペティナイフなどを使って形を整える。
*切りすぎると穴が開いてしまうので、気を付けて。
切り取った皮も後で使うので、捨てずに取っておいてくださいね。
ぱっくりと口が開くように、大きめに切り取るのがポイントです。
このとき、果汁が残っていればキッチンペーパーで吸い取ってください。
パーツを作る
材料
- メロンの切り落とした部分
- グレープフルーツの皮(白いワタ部分)
- ブルーベリー…2個
*もしくは、果肉が白いフルーツでもOK
作り方
- 切り取ったメロンの果肉をくり抜いたり、そいだりしておく。
- かえるの腕と手のパーツを作る。
- 手のパーツを直径3cmの大きさに2枚抜く。
- 3cmに抜いた手の先を、指になるようにカット。
- 白目用に、グレープフルーツの皮を直径2.5cmの大きさにくり抜く。
- メロンの皮・グレープフルーツの皮・ブルーベリーを順番に重ね、目を作る。
- 中身をくり抜いたメロンに6を刺す。
*顔のバランスを見つつ、つまようじで穴を開けてから刺すとうまく刺すことができます。
このとき、やや寄り目になるようにブルーベリーを調整すると、よりかわいく。
かえるの口として切り取った部分の皮を、右腕・左腕としてそれぞれ切り取ります。
真ん中の部分は、手のパーツに。
*皮のカーブを生かして切るのがポイントです。
*今回は口金を使用して抜きました。
くり抜く工程2で切り落とした皮を使い、目用に直径3.5cmの抜き型で2枚抜く。
*サイズは目安です。
フリーハンドでは難しいパーツも、抜き型を使えばきれいな仕上がりになります。
*りんごなどの果肉が白いフルーツを使用する場合は、変色止めを施してください。
1セットずつ裏からつまようじを刺して、固定する。
仕上げ
材料
- くりぬいたメロン
- グレープフルーツ
- いちご
- ぶどう
*メロン以外のフルーツは、お好みのものでかまいません。
作り方
- ケーキトレーにメロンをのせ、腕と手を添える。
- 色合いを見ながら、口の中にフルーツを入れる。
- 仕上げに、目の間にマシュマロフォンダントで作った花を付ければ、出来上がり。
*お皿でもかまいませんが、ケーキトレーにのせると、腕がずれにくいのでおすすめです。
*口いっぱいにフルーツを詰めると、見栄えが◎。
余ったフルーツをかえるちゃんが抱えているように置くと、かわいさがアップ♡
ゴールドのケーキピックを刺せば、華やかなお誕生日仕様になりますよ。
最後に
私がメロンかえるを作るようになったのは、卵アレルギーだった息子に喜んでもらえるデザートを作ってあげたかったから。
今では、メロンかえるが我が家の定番お誕生日スイーツになりました。
アレルギーでなくても、小さなうちはケーキや生クリームを食べさせたくない親御さんも多いと思います。
そんなときも、メロンかえるなら安心。きっとお子さんも喜んでくれるはず。
自宅でバースデーフォトを撮影する際も、カラフルでかわいいメロンかえるなら写真映えすること間違いなしです。