抹茶テリーヌを作ろう
どっしりとした見た目に濃厚な味わいが魅力のテリーヌ。
寒い時期になると作りたくなりますよね。
今回は抹茶パウダーをたっぷり使った、濃厚な抹茶テリーヌのレシピをご紹介します。
テリーヌとは
テリーヌとは、本来陶器製の容器のことで「テリーヌ型」とも呼ばれています。
長方形のものが多いですが、楕円形のものなども。
鋳鉄ほうろう引きのものなども作られています。
テリーヌ型を使った料理のことも「テリーヌ」と呼ぶので、こちらのイメージをお持ちの方が多いかもしれませんね。
- レバー・ひき肉・野菜・魚介などのいろいろな具材を型に敷き詰めて焼いたもの
- 型に具材とゼラチンを流し込んで冷やし固めたゼリー寄せ
- 「テリーヌ・ド・ショコラ」などのスイーツ
調理方法は異なりますが、これらはどれもテリーヌと呼ばれています。
まったり濃厚!抹茶テリーヌのレシピ
今回はパウンド型を使って作るレシピをご紹介します。
湯せん焼きするので、使うパウンド型はさびない素材のものを使用してくださいね。
材料(175×80×H60mm、底寸165×70mmのパウンド型1本分)
- 無塩バター…100g
- ホワイトチョコレート…200g
- 生クリーム…100ml
- 抹茶パウダー(☆)…20g
- 細目グラニュー糖(☆)…30g
- 塩(☆)…ひとつまみ
- 卵…Lサイズ2個
下準備
- オーブンは160℃に予熱する。
- 湯せん焼き用のお湯を沸かしておく。
- 抹茶パウダーとグラニュー糖は混ぜ合わせておく。
- 卵は溶きほぐしておく。
- パウンド型に繰り返し使えるオーブンシートを敷いておく。
作り方
- 小鍋に生クリームを入れ、周りがふつふつするまで温める。
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バターとホワイトチョコをボウルに入れ、温めた生クリームを注ぐ。
チョコが完全に溶けるまで優しく混ぜ合わせる。*生クリームで溶けなければ、湯せんにかけて溶かしましょう。
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☆の材料を入れて混ぜ合わせる。
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溶きほぐした卵を少しずつ入れながら混ぜ合わせる。
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ダマが残らないように網でこす。
- 型に静かに流し込む。
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バットに湯せん焼き用のお湯を入れ、その上に型をのせる。
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160℃に予熱したオーブンを150℃に下げ、50分間焼成する。
*焼き始めてから20分ほどたったら、焦げないようにアルミホイルをかぶせましょう。 -
オーブンから出して粗熱を取る。
- アルミホイルを外して型に入れたままラップで包み、冷蔵庫で一晩しっかり冷やす。
-
型から取り出し、ひっくり返してお皿にのせたら出来上がり!
温めたナイフでお好みの大きさにカットしてお召し上がりください♪
「まったり濃厚!抹茶テリーヌ」の詳しいレシピページはこちら。
抹茶パウダーの扱い方を知ろう
緑色が鮮やかな抹茶パウダー。
使うときのポイントや、色・味を保つための注意点などをご紹介します。
生地作りでのポイント
抹茶パウダーは湿気を吸いやすく粒子も細かいため、ダマになりやすい性質。
他の粉類や砂糖とよく合わせておくと、生地に混ぜ込むときにダマになりにくくなります。
保存方法
抹茶パウダーは空気に触れると、抹茶に含まれるカテキンが酸化して色が悪くなってしまいます。
酸化による変色や退色を避けるため、使う分を取り出したら、すぐに口を閉じましょう。
このとき、空気をできるだけ抜くのがポイントです。
使い切れなかった場合は、脱酸素剤を一緒に入れておくと風味も色も長持ちするので◎
脱酸素剤がない場合は、元の袋のまま密閉できる袋などに入れて冷凍してください。
濃い抹茶味のテリーヌを楽しんで
シンプルな材料で簡単に作れる抹茶テリーヌ。
抹茶はダマになりやすいですが、きちんと下準備をすればきれいに混ぜ込むことができます。
抹茶の味がダイレクトに味わえるお菓子なので、ぜひおいしい抹茶を使って作ってみてくださいね♪