甘くておいしいバナナを使ったパンを作ろう!
パウンドケーキやマフィンをはじめ、ショートケーキにタルトなど…お菓子作りによく使われるバナナは、おいしくて栄養もある優れもの。
誰からも愛される人気の果物ではないでしょうか。
今回は、人気のバナナを生地に練り込んだパンのレシピをご紹介します。
バナナを生地に練り込んだちぎりパンのレシピ(18cmスクエア型1台分)
ピューレにしたバナナを使って作る、素朴でやさしい味わいのちぎりパンのレシピです。
バナナのピューレを作る
材料
- バナナ(完熟したものがおすすめ)…正味130g
- レモン汁…2g
作り方
- 耐熱性のボウルにバナナを入れ、ホイッパーでつぶす。
- ラップをかけ、電子レンジ600Wで1分10秒~20秒間加熱する。
- レモン汁を加え、ホイッパーでなめらかになるまで混ぜたら、氷水に当てて粗熱を取る。
- 出来上がりから120gを生地の練り込みに使用する。
生地を作る
材料
- 強力粉…200g
- きび砂糖…20g
- 塩…3g
- シナモンパウダー…0.6g
- インスタントドライイースト(耐糖性)…2.4g
- バナナのピューレ…120g
- 水…42~45g
- 無塩バター…24g
下準備
- スクエア型にオイルスプレー(離型油)を吹き付ける。または、無塩バターやショートニグを塗る。
作り方
- ホームベーカリーやこね機に強力粉から水までの材料を入れて、8~10分間こねる。
- 無塩バターを加えて8~10分間こねる。
- こね上がった生地をボウルに入れてラップをかけ、28~30℃で50~60分間一次発酵。
- 16分割(1個当たり約25g)して丸める。
- 生地を丸め直して成形し、準備したスクエア型に入れる。
- 36~38℃で40~50分間最終発酵。
- 生地の表面とオーブンの庫内にたっぷりと霧を吹き、180℃で約20分間焼成。
- 型から外して、網にのせて冷ませば出来上がり。
*こね機によって時間が異なるため、目安にしてください。
フィンガーテストをして指穴が残れば発酵終了。
ビニール(またはラップ)をかけ、生地が緩むまで10分間くらいベンチタイムを取る。
ここで、オーブンを240~250℃に予熱スタート。
*型いっぱいに膨らみます。
バナナの甘い香りが漂うパンは、しっとりとして口どけもよく、とってもやわらか♪
ほのかに香るシナモンが、バナナの風味をワンランクアップしてくれ、後引くおいしさです。
「バナナのちぎりパン」の詳しいレシピページはこちら。
基本のパン生地を一歩アレンジ♪
同じ配合の生地で作るおすすめのアレンジは、バナナピューレを混ぜたシナモンフィリングを巻いたシナモンロール!
バナナ好きにもシナモンロール好きにもおすすめです◎
バナナシナモンフィリングの材料
- 無塩バター… 16g
- きび砂糖… 16g
- アーモンドパウダー…20g
- バナナのピューレ…20g
- シナモンパウダー…1.2g
作り方
- バナナシナモンフィリングは、ボウルに無塩バターときび砂糖を入れてホイッパーで混ぜる。
- 工程3の発酵が終わったパン生地にフィリングを塗って巻いたら、6等分にカット。ベーキングカップに入れて発酵、焼成。
- 仕上げにアイシングでデコレーションすれば出来上がり。
アーモンドパウダー・バナナのピューレ・シナモンパウダーを順に加えてよく混ぜればOK。
詳細な配合や工程がわかる♪「バナナのシナモンロール」のレシピページはこちら。
バナナを生かしたパン作りを楽しもう♪
そのままでもおいしいバナナは、パン生地に練り込んでも変わらないおいしさで、私たちを笑顔にしてくれる果物。
お菓子作りはもちろんパン作りにも、ぜひ取り入れて楽しんでくださいね。