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初心者さんにも作りやすい♪クッペのレシピ

date
2020/12/14
writer
chiyo
category
パン作り

憧れのハードパンを手軽に

「クッペ」は、フランス語で「切られた」という意味の名前をもつハードパンの一種。
その名のとおり、中央に入った1本のクープ(切れ目)が特徴です。

ハードパンはシンプルな故に難しく、なかなか手が出せない方も多いように思います。
今回は、初心者の方でも作りやすいよう調整したクッペのレシピをご紹介。ぜひ気軽な気持ちでチャレンジしてみてください。

お手軽クッペのレシピ

天然酵母を使ったり長時間発酵を行ったりと、手間がかかるイメージのハードパン。
ご紹介するクッペのレシピは、インスタントドライイーストを使ったストレート法でハードルを下げています。

材料(4個分)

  • 強力粉…200g
  • インスタントドライイースト…2g
  • 塩…4g
  • 砂糖…5g
  • 水…135g

下準備

  • オーブン皿は予熱時からオーブンに入れるため、オーブンシートを板などの上に敷いておく(シートがのるサイズなら、お盆や段ボールでもOK)。
  • オーブンを焼成温度より20℃高い温度で予熱しておく(オーブン皿も一緒にオーブンに入れて熱くしておく)。

作り方

  1. こね機やホームベーカリーに材料を入れてこねる。
  2. *お使いの機械によってこね時間が違うので、調整してください。

  3. こね終わったらボウルに移してラップをかけ、室温で40分~1時間一次発酵。
  4. *時間は室温によって前後するため、あくまで目安に。生地が2~3倍の大きさになるまで発酵させてください。

  5. 4分割(1個当たり約70g)して軽く丸め直したらパンマットの上に置き、ぬれ布巾をかぶせて15~20分間ベンチタイム。
  6. 成形。
  7. 手で押さえて空気を抜く。
    *手のひらより、ひとまわりくらい大きく!

    まず片側の上半分の生地を折り、続いて反対側の上半分の生地も同様に折る。
    *生地をきゅっとしめる感じで折って。折った辺が三角形の二辺のように山になればOK。

    中央の頂点 (山のとんがった部分)を中心に向かって折り込む。
    *ここでも、生地をきゅっとしめて、張るように折り込んでください。

    生地の向きを180度変え、同じように左右の生地を順に折り込む。

    頂点ができるので、この部分を中心に向かって折り込む。

    折りたたむように、上下の生地を合わせてしっかりとじ、とじ目を下にして形を整える。

  8. 残りの3つも同様に。
  9. パンマットに強力粉(分量外)を軽く振って、ヒダを作って生地を並べる。
  10. *ヒダの両脇をめん棒などで押さえたり、クリップなどで止めたりすると、生地の広がりを防いでくれるのできれいに仕上がります。

  11. 生地が乾燥しないようにぬれ布巾などをかぶせ、30℃で30分間程度、二次発酵。
  12. *時間は生地温度や湿度によっても変わるので目安に。生地が2倍程度の大きさになるまで、しっかり膨らませましょう。

  13. ドレッジと手を使って、できるだけ優しくオーブンシートの上に生地を移す。
  14. 表面に強力粉(分量外)を振って、クープを入れる。

  15. オーブンシートごと、熱したオーブン皿の上に滑らせるようにして置き、焼成。
  16. 電気オーブン、220~230℃で15分間。
    ガスオーブン、210~220℃で14分間。
    *お使いのオーブンによって火力が違うので、温度や時間は調整してください。

  17. 出来上がり。

「お手軽 クッペ」の詳しいレシピページはこちら

きれいに仕上げるための2つのポイント

1.クープを入れるときのポイント

クープは、斜め45度くらいから迷わずすっと刃を入れましょう。

その際、できるだけクープの深さをそろえるのがポイント。
入れ始めが浅くなりがちなので注意して!
浅くなっているところがあれば、後から足しても大丈夫です。

クープの深さが違うと、焼成時にきれいに開きません。

クープを入れるのが苦手な方は、クープの割れ目に薄く油脂を塗っておくと開きやすくなりますよ。

2.焼成時のポイント

リーンな配合のハードパンは、窯伸びを助けるために蒸気を入れて焼くことがポイント。

蒸気が入るオーブンの場合は、最初の5分間蒸気を入れて焼成を。

蒸気が入らないオーブンの場合は、予熱時にタルトストーンなどを耐熱皿に入れて熱しておく方法がおすすめ。生地を入れたときにタルトストーンに水をかけると、蒸気を作り出すことができます。

耐熱容器に水を入れ、焼成時に一緒に入れる方法でもOK。

また、オーブンに予熱時からオーブン皿を入れておくことを忘れがちな方、いらっしゃいませんか?
ハードパンは下火が重要なので、しっかり熱くしておいてくださいね。

お手軽クッペからハードパン作りにチャレンジ

シンプルな配合のクッペは、いろんなメニューと相性抜群!おうちパーティーでも活躍間違いなし♪

パン作りをしていると作りたくなる、憧れのハードパン。
手軽に作れるレシピのクッペから、ぜひチャレンジを!

【おすすめの特集】フランスパンレシピフランスパンレシピの特集はこちら
date
2020/12/14
writer
chiyo
category
パン作り
注:記事内容やレシピ・画像の転用・掲載などの二次利用はお断りしております。

口に入れた瞬間に笑顔いっぱい広がるようなお菓子やパン作りまたそれを伝えていきたいと思ってます。不定期にお菓子教室開催。

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