マフィン型はパンにも使える!
今回のコラムでご紹介するのは、王冠のような形のパンのレシピ。
マフィン型に入れて焼き上げるから、形もきれいにそろいます♪
マフィン型を活用して、かわいい「クラウン(=王冠)パン」を焼き上げましょう!
クラウンパンのレシピ(6個分)
やさしいミルク味のふんわりパン。
使うマフィン型によって、仕上がりの形が若干異なります。
お持ちのマフィン型で試してみてくださいね♪
パン生地を作る
材料
- 強力粉…250g
- 砂糖…17g
- 塩…5g
- イースト…4g
- 無塩バター…15g
- 牛乳…170g~
作り方
- 牛乳を人肌程度に温め、イーストを入れて溶かす。
- ボウルに強力粉・砂糖・塩を入れ、1のイーストを溶かした牛乳を加える。
- 粉気がなくなるまで、ボウルの中で生地をまとめる。
- 台に出し、表面がなめらかになるまでこねる。
- 無塩バターを加え、なじむまでしっかりとこねる。
- 生地を薄くのばし、グルテン膜ができればOK!
- 丸めてボウルに入れ、乾燥しないようラップなどでフタをする。
30℃程度の温度で、約2倍の大きさになるまで一次発酵を行う。
- フィンガーテストをして発酵状態を確認する。
- 6分割して生地を丸め、乾燥を防ぎながら15分間ベンチタイム。
成形・焼成
材料
- フィリング(好みのクリームやあんこなど)…適量
- アーモンド(ホール)…6粒
今回は自家製マロンペーストをフィリングに使用。あんこやクリーム、シナモンシュガーなどもおすすめです!
ただし、水分の多いジャムなどは今回の成形には不向き。少し煮詰めてから使うと良いでしょう。
作り方
- 生地のとじ目を上にし、めん棒で縦15cm・横10cmほどの長方形にのばす。
*サイズだけでなく、厚みも均一にのばせると◎
- 手前から半分ほどまで、好みのフィリングをのせる。
- 手前からくるくると半分ほど巻く。
*きつく巻くと生地が裂けてしまう原因にもなるので注意!軽く巻きましょう。
- 上半分の生地に、ドレッジなどで均一に切り込みを入れる。
*切り込みの本数はお好みですが、細く入れすぎると次の工程で生地がちぎれやすくなります。
- 軽くひと巻きし、切り込みを入れた生地を持ち上げて少し引っ張りながら巻き付ける。
*引っ張りすぎると生地がのびすぎたり切れたりしてしまうため、注意しましょう。
- 裏返し、つまんでしっかりとじる。
- とじ目を真下にし、マフィン型に入るよう形を整える。
- 油脂を塗ったマフィン型に入れ、仕上げ発酵を行う。
*型からぷっくりはみ出るよう大きく膨らませたいため、型に対して生地量が多めです。
- 画像のように大きくなれば発酵完了。
- 表面に溶き卵(分量外)を塗り、中心にアーモンドをさす。
- 170℃で15分間ほど焼成する。
ショックを与えて型から外し、冷ませば完成。
「マフィン型でクラウンパン」の詳しいレシピページはこちら。
レシピのポイント
ぷっくりとしたかわいい形のクラウンパン。
特徴ある形にするためのポイントをお教えします。
生地量はちょっと多め
型に対して生地量を多めにすることで、ぷっくりとした形に仕上がります。
レシピの水分量に注意!
今回のレシピは、ポコポコと模様がきれいに出るように生地の配合にもこだわりました。
水分多めの生地だと模様が出にくくなるので、加える水分量には注意してくださいね。
フィリングは控えめに
フィリングが多すぎると、成形中にはみ出して生地表面が汚れてしまうなど、仕上がりに影響を与えてしまうことがあります。
フィリングの量を控えめにしておくと、成形が楽ちん。
フィリングなしで、シンプルなミルクパンとしてお作りいただくのもおすすめですよ。
発酵状態にずれが出ないよう気をつける
最後の生地を成形している間も、成形を終えた生地はぐんぐん発酵が進んでいます。
そのため、成形時には発酵状態にずれが出ないように気をつける必要があります。
今回の成形方法は慣れるまで多少時間がかかるかもしれないので、作業のやり方を考えるといいかもしれません。
まず全ての生地をのばす → 次に全ての生地にフィリングをのせるという感じで、工程ごとに同時に作業していく方法が良いのではないかと思います。
やり方はいろいろあるので、やりやすい方法をお試しくださいね^^
マフィン型をいかしてかわいいクラウンパンを作ろう!
王冠のような形に仕上がるクラウンパンのレシピ、いかがでしたか?
フィリングを変えればアレンジも自在♪オリジナルのクラウンパンも手軽に作れます。
ぷっくりと膨らんだ見た目はかわいく、プレゼントすれば喜ばれること間違いなし!
マフィン型を活用して、パン作りにもチャレンジしてみてくださいね。