人気のスイートブールを抹茶味にアレンジ♪
パン屋さんをはじめ、コンビニやスーパーなどの商品棚で見かける人気の菓子パン「スイートブール」。
今回ご紹介するのは、みんなが大好きなスイートブールを抹茶味にアレンジするレシピ。
パン生地にもクッキー生地にも抹茶を加えた「抹茶のスイートブール」は、甘さの中にほろ苦さを感じる、幸せになれちゃう一品です♪
スイートブールとは
スイートブールは、パン生地の上にやわらかいクッキーのような生地を被せて焼き上げた、ふわふわ食感が楽しめるパンです。
「スイート」は英語で、「甘い」という意味を持つ言葉。
「ブール」はフランス語で、「球・ボール」という意味で、丸く焼き上げたパンのことを指します。
つばのある帽子のような形をしていることから、「帽子パン」と呼ばれることも。
抹茶のスイートブールレシピ(約8個分)
クッキー生地を作る
材料
- 無塩バター…90g
- グラニュー糖…55g
- 全卵…72g
- 薄力粉…82g
- 抹茶…6g
下準備
- 無塩バターと全卵を常温に戻しておく。
- 薄力粉と抹茶を一緒にしてふるっておく。
作り方
- ボウルに無塩バターを入れ、泡立て器でやわらかくなるまで混ぜる。
- グラニュー糖を加え、最初よりも白っぽくなるまで擦り混ぜる。
*ボウルの下にぬれ布巾を敷くと、滑りにくくなり、混ぜやすい◎
- 常温に戻しておいた全卵を3回に分けて加え、泡立て器で混ぜる。
*加えた全卵がしっかり混ざっているのを確認してから、次の全卵を加える。
- ふるった薄力粉と抹茶を一度に加え、ゴムベラに持ち変えてなめらかになるまで混ぜる。
- 計量カップに絞り袋をセットし、クッキー生地を入れる。
カードを活用して生地を先端に集め、袋の口をしばる。必要になるまで冷蔵庫に入れておく。
パン生地を作る
材料
- 強力粉…190g
- 抹茶…10g
- 塩…2.4g
- 砂糖…28g
- インスタントドライイースト…3g
- 牛乳…94g
- 水…40g
- 卵黄…1個
- 無塩バター…24g
作り方
- 水にイーストを溶かしておく。
*イーストが抹茶生地に溶けにくいため。
- ホームベーカリーやこね機に粉類を入れ、そこに1の水・牛乳・卵黄を加えてスイッチオン。
8分ほど経ったらバターを投入し、さらに10分間程度こねる。*生地の表面がつるんとして、弾力がある状態までこねる。
- こね上がったら、きれいに丸め直してボウルに入れ、ラップをかぶせる。
30℃に設定したオーブンや発酵器で、生地が2倍程度の大きさになるまで一次発酵させる。
目安:40~50分間*季節によって発酵具合は変わるので、温度や時間は目安に。膨らんだ状態を見て調整してください。
- 人差し指の先に粉をつけ、生地の真ん中にさして抜く。
写真のように、指をさした穴の跡が残っている状態であれば、発酵終了(フィンガーテスト)。
- 手で軽く生地を押し、ガス抜きをする。
- カードで8等分に生地をカットして、スケールで同じ重さになるように調整する。
*生地を細かく切り刻まないように注意!
- 生地を丸め、室温に15分間ほど置く(ベンチタイム)。
生地が乾燥しないように、ラップやかたく絞ったぬれ布巾をかぶせておく。
- 成形する。
最初に丸めた生地を取り出し、軽く押さえてガス抜きをしたら、もう一度7と同じように丸める。
丸めたら、天板に間隔を空けて並べる。
- 生地が2回り程度膨らむまで、オーブンの発酵機能35℃で約25分かけて発酵させる。
生地の乾燥が気になるときは、霧吹きで水をかける。*オーブンの発酵機能を使用する場合は、予熱時間を考慮して早めにオーブンから出し、予熱をスタート(オーブンの予熱温度は190℃)。残りの発酵時間は、室温で発酵させる。
予熱を始めるときに、冷蔵庫に入れておいたクッキー生地を室温に出しておく。
- オーブンが予熱できたら、クッキー生地が入った絞り袋の先端を1cmほどの大きさになるようにカットする。
パン生地の中心から、クッキー生地を渦巻状にグルグルと絞っていく。
- 全部絞ったらオーブンに天板を入れ、180~190℃で約16分間焼成する。
*2段焼きのオーブンの場合は、下段に天板を入れて焼く。
10分ほど経ったら素早く焼き色を確認。焼きムラがあるようなら、奥と手前を入れ替えて全体にムラなく焼けるようにしましょう。焼き色が濃く付いている場合は、焼成温度を下げて調整を。
- 完成。
抹茶のきれいなグリーン色を残したい場合は、焼き過ぎないのがポイントです。
抹茶好きさんに贈る♪ほろ苦抹茶のスイートブール
パンをカットすると、鮮やかな抹茶色が顔を出す抹茶のスイートブール。
抹茶好きさんに、ぜひ作っていただきたい一品です。