ミルキーなクリームたっぷり♪ミルクボールを作ろう
丸いフランスパンの中にミルキーでコクのあるクリームが入ったパン、「ミルクボール」。
スーパーマーケットやコンビニエンスストアで見かけたことがある方、昔懐かしいと思う方、旅先で見かけた方、きっと大勢いらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、ご家庭でも簡単に作れるミルクボールのレシピをご紹介します。
ミルクボールのレシピ(6個分)
手のひらサイズの丸いパンは、サクッと歯切れのよい食感が特徴のソフトフランスパン生地を使用。
バターとコンデンスミルク(練乳)がベースのミルククリームには、ほんの少し塩を加えるとコクと甘みのバランスがアップ。
甘じょっぱさもクセになるおいしさです。
パンを作る
材料
- 準強力粉…140g
- 薄力粉…60g
- モルトパウダー…1g
- 上白糖…4g
- 塩…4g
- インスタントドライイースト…2g
- 水…120~124g
- 無塩バター…8g
下準備
- 成形が終わったら、オーブンを250℃で予熱する。天板も一緒に温める。
作り方
- ホームベーカリーなどのこね機に準強力粉〜水までの材料を入れ、約8分間こねる。
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無塩バターを加え、さらに約8分間こねる。
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28~30℃で約50分間、一次発酵。
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6個に分割して丸め、15~20分間ベンチタイムを取る。
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成形する。
手のひらで軽く押さえてガスを抜く。
丸め直したら、オーブンシートの上に並べる。
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32~35℃で約40分間最終発酵。
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表面にクープを1本入れる。
予熱したオーブンの庫内に霧吹きで水をかけ、210~220℃で約15分間焼成。
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ケーキクーラーにのせて冷ます。
ミルククリームを作る
材料
- 無塩バター…100g
- 粉糖…20g
- 塩…0.2g
- コンデンスミルク…60g
下準備
- 無塩バターを室温に戻す。
作り方
-
無塩バターをボウルに入れ、ハンドミキサーまたはホイッパーでクリーム状にする。粉糖と塩を加え、白っぽくなるまでよく混ぜる。
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コンデンスミルクを加え、ふんわりするまで混ぜる。
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シュークリーム口金をつけた絞り袋にクリームを詰める。
仕上げ
作り方
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パンが完全に冷めたら、上部に菜箸で穴を開ける。
円を描くように菜箸を動かして中の空洞を広げる。
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ミルククリームを絞り入れる。
1個あたり25~28gを目安に入れると満足感あり。
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出来上がり♪
「ミルクボール」の詳しいレシピページはこちら。
カットすると、中にはクリームたっぷり。
出来たてはもちろん、少し冷やしておいしいですよ。
アレンジも簡単!ミルククリームのバリエーション
濃厚な味わいのミルククリームは、いろいろなフレーバーで味変しても◎
今回は、子どもも大人も大好きな甘酸っぱいいちご味と、ベトナムコーヒーをイメージしたビターなコーヒー味をご紹介します。
材料(いちごミルククリーム3個分+コーヒークリーム3個分、計6個分)
- 無塩バター…100g
- 粉糖…20g
- コンデンスミルク…60g
- フリーズドライいちごパウダー…5g
- インスタントコーヒー…3g
下準備
- 無塩バターを室温に戻す。
作り方
-
無塩バターをハンドミキサーまたはホイッパーでクリーム状にする。
粉糖を加えて白っぽくなるまで混ぜたら、半分に分ける。
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いちごミルククリームを作る。
コンデンスミルク30gにフリーズドライいちごパウダーを加え、よく混ぜる。
半分に分けた1に加え、ふんわりするまで混ぜる。
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コーヒークリームを作る。
残りのコンデンスミルク30gにインスタントコーヒーを加え、溶けるまでよく混ぜる。
もう一つの1に加え、ふんわりするまで混ぜる。*インスタントコーヒーは、コンデンスミルクを人肌程度に温めると溶けやすくなります。
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シュークリーム口金を付けた絞り袋に、それぞれのクリームを詰める。
菜箸で穴を開けたパンに、クリームを25~28g絞り入れる。 -
出来上がり!
いちごクリームのミルクボール。
コーヒークリームのミルクボール。
作り方は基本のミルククリームと同じですが、コンデンスミルクに分量のいちごパウダーやインスタントコーヒーをあらかじめ溶かしておくのがポイント。
ムラなく混ざって、舌触りのなめらかなクリームになります。
口どけのよいミルキークリーム入りの菓子パン♪
どこか懐かしくてやさしい味わいのミルククリームと、シンプルなフランスパンとの組み合わせは、誰からも愛されるおいしさ。
おやつにも人気のミルクボールを、ご家庭で作ってみてくださいね。