彩りも味も◎ 5種のかのこ豆が入った豆パンはいかが?
甘く煮たお豆とパン生地の相性が抜群の豆パン。
ほんのりやさしい甘さで、なんだか気分がほっこりしますよね!
今回はかのこ豆ミックスを使った豆パンのレシピをご紹介します。
パンにもお菓子にもぴったり!絶品・かのこ豆ミックス
かのこ豆ミックスは、大納言・金時豆・虎豆・うぐいす豆・大手亡(白いんげん豆)の彩り豊かな5種類の豆が入ったアイテム。
豆同士がくっつかずにバラバラになっているため、使いたいぶんだけ取り出せる点がとても便利。
冷凍保存品で日持ちするのもうれしいポイントです。
甘さがあってそのまま食べておいしいのはもちろん、パンやお菓子に使用するだけで簡単にワンランクアップした出来栄えに。
今回のように豆をメインにしたパンにふさわしいおいしさです。
豆パンのレシピ(7個分)
ほのかに甘いかのこ豆とやわらかなパン生地の組み合わせは、万人受けする一品。
かのこ豆をたっぷり入れて、パン作りを楽しみましょう!
材料
- 強力粉…200g
- 砂糖…20g
- 塩…3g
- スキムミルク…7g
- インスタントドライイースト…3g
- 卵黄…1個
- 水…122g
- 無塩バター…25g
- かのこ豆ミックス…210g
*水について
夏場は冷水、春秋は常温の水、冬場は40℃前後のぬるい湯と、季節によって調整してください。
作り方
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粉類をホームベーカリーやこね機にセットし、卵黄と水を加えてこねをスタートする。
8分ほど経ったらバターを投入し、さらに10分間程度こね上げる。
*生地の表面がつるんとして、弾力がある状態までこねる。
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こね上がったらきれいに丸め直してボウルに入れ、ラップをかぶせる。
30℃に設定したオーブンや発酵器で、生地が2倍程度の大きさになるまで一次発酵させる。
*目安は40~50分間。
季節によって発酵具合は変わるので、温度や時間は目安に。膨らんだ状態を見て調整してください。
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人差し指の先に粉を付け、生地の真ん中に刺して抜く。
指を刺した穴の跡が残る状態であれば、発酵完了(フィンガーテスト)。
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手で軽く生地を押してガス抜きをする。
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カードで生地を7等分にカットし、はかりを使って同じ重さになるように調整する。
*生地を細かく切り刻まないように注意!
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1個あたり30gのかのこ豆を2回に分けて包む。
分割した生地を広げて15gより少し多めにかのこ豆をのせ、生地と豆を密着させる。周りから生地を中央に集め、上から軽く押さえる。
残りのかのこ豆をのせて豆を包み込むように丸め、とじ目をしっかりとじる。
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とじ目を下にして並べ、室温に15分間ほど置く(ベンチタイム)。
*ベンチタイム後は、生地が少しふっくらする。
ベンチタイム中は、生地の表面が乾かないようにかたく絞ったぬれ布巾をかけてください。
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表面にかのこ豆が出すぎず、うっすら豆が透けて見えるくらいまで、生地をやさしく丸め直す。
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成形した生地を間隔をあけて天板に並べる。
ふたまわりくらい大きく膨らむまで、オーブンの発酵機能35℃で15~20分間かけて発酵させる(二次発酵)。
生地の乾燥が気になるときは、霧吹きで水をかける。
*オーブンの発酵機能で発酵させる場合は、予熱時間を考慮して早めにオーブンから室温に出す。
後は室温で発酵させ、オーブンの予熱を180℃でスタートする。
夏場は特に発酵が進みやすいので気をつけましょう。 -
溶き卵(分量外の全卵)を生地の表面にハケで塗る。
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180℃に予熱したオーブンで15分間ほど焼成する。
*焼きムラがある場合は、10分くらい経過したところで天板の奥と手前を入れ替えてください。オーブンのクセに合わせて温度や時間を調整しましょう。
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出来上がり!
レシピのポイント
このパンレシピの一番のポイントは、かのこ豆の混ぜ込み方。
かのこ豆はつぶれやすいので、こねの段階で混ぜ込むのではなく、分割後に混ぜ込むのがおすすめです。
また、混ぜ込むときに2回に分けて加えることで、かのこ豆が偏るのが防げます。
成形で生地を丸め直すときは、生地をきつく丸めすぎないように注意しましょう。
きつく丸めすぎると表面にかのこ豆が出てきてしまい、焼成時に豆がはがれたり焦げたりします。
幅広い年代に愛される豆パンを作ろう
かのこ豆ミックスを使用することで、シンプルな丸いパンも彩り豊かに。
かのこ豆のやさしい甘みが楽しめる、お子さまから年配の方まで喜んでいただけるおすすめレシピです。
朝食にもおやつにもぴったりの豆パン、ぜひ作ってみてくださいね!