人気スイーツ・ティラミスを抹茶でアレンジ!
濃厚マスカルポーネクリームとほろ苦いコーヒーの味わいが特徴のティラミスを、抹茶バージョンにアレンジ!
今回は、抹茶の深みのある香りや味わいが楽しめる、和風ティラミスのレシピをご紹介します。
抹茶ティラミスのレシピ(6個分)
抹茶の心地良い渋みと苦み、ほのかな甘味が満喫できる絶品レシピです。
クリームを安定させるため、ゼラチンを少量入れています。
形を保つギリギリのかたさで、クリームの食感はやわらかめ♪
グラスに入った緑色と白色の美しい見た目をお楽しみください。
抹茶ジェノワーズを作る
抹茶ジェノワーズは、ティラミスを作る前日に焼いておくのがおすすめです。
材料(15cmスクエア型使用)
- 全卵(Mサイズ)…2個(約110g)
- 砂糖(グラニュー糖)…80g
- 薄力粉…70g
- 抹茶…5g
- 牛乳…30g
- 無塩バター…20g
作り方
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ボウルに全卵・グラニュー糖を入れる。
ボウルの底を湯せんに当ててホイッパーで混ぜながら、人肌より少し熱いくらいまで温める。
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別のボウルに抹茶・牛乳・無塩バターを入れ、 1の湯せんが終わったぬるめのお湯に当てて温めておく。
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ハンドミキサーの中速~高速で、1で温めた全卵・グラニュー糖を白くもったりするまでしっかりと泡立てたら、速度を低速にしてきめを整える。
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薄力粉を3~4回に分けてふるい入れ、ゴムベラで練らないように混ぜる。
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湯せんにかけておいた抹茶のボウルに生地を少量加えて混ぜたら、生地のボウルに戻し、全体を丁寧に混ぜ合わせる。
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紙を敷いた15cmスクエア型に流し入れ、170℃に予熱したオーブンで約33分間焼成。
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焼成後は網の上で粗熱を取り、熱が完全に抜けたらラップに包んで冷蔵庫で冷やす。
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焼き面と底面を切り落とし、1cmの厚さにスライスする。
使用する容器で12枚抜く( 今回使用した容器であれば、スライスした生地1枚につき5枚抜けます)。使用するまで乾かないようにラップしておく。
抹茶シロップを作る
材料
- 砂糖(グラニュー糖)…30g
- 抹茶…4g
- 熱湯…80g
作り方
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抹茶とグラニュー糖をボウルの中でよく混ぜ合わせ、熱湯を入れて溶かす。
使用するまで冷蔵庫で冷やしておく。
マスカルポーネクリームを作って仕上げる
材料
- マスカルポーネチーズ…200g
- 卵黄…2個
- 砂糖(グラニュー糖)…60g
- 水…20g
- 板ゼラチン…2g
- 生クリーム(乳脂肪分42%のもの)…150g
- 抹茶(仕上げ用)…適量
下準備
- 生クリームを8分立て程度に泡立て、冷蔵庫に入れておく。
- 板ゼラチンは氷水に浸して戻しておく。
作り方
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ボウルに卵黄・グラニュー糖・水を入れる。
ホイッパーで混ぜながら湯せんにかけ、70℃まで温度を上げる。
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湯せんから外し、氷水で戻した板ゼラチンを加えて溶かす。
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別のボウルにマスカルポーネチーズを入れ、ホイッパーでほぐす。
2のボウルに2回に分けて加え、よく混ぜる。
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泡立てておいた生クリームの半量を加え、ホイッパーでしっかり混ぜる。
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ゴムベラに持ち替えて残り半量も全てあわせ、全体を丁寧に混ぜる。
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生地を絞り袋に入れ、1カップに20g絞り入れる。
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抹茶ジェノワーズの両面に抹茶シロップをハケで打ち、カップに入れる。
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さらにクリームを30g絞り、シロップを打った抹茶ジェノワーズを重ねる。
カップの表面すれすれまでクリームを流し入れたら、底を軽くトントンして平らにする。
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冷蔵庫で2時間以上冷やし、茶こしで仕上げ用抹茶を振る。
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抹茶ティラミスの完成。
「抹茶ティラミス」の詳しいレシピページはこちら。
食べごろ
個人的には、作って2時間後くらいが一番おいしいと思います。
抹茶をかけてすぐ召し上がるとむせるかもしれないので、少し時間を置いて表面の水分となじんだ頃がおすすめです。
一晩(8時間以上)冷やすと、もう少し締まってかたくなります。
お好みでどうぞ。
おいしく作るポイント
抹茶のお菓子は抹茶が主役!おいしく作るコツは、ずばりおいしい抹茶を使うこと!
今回使った抹茶は、京都宇治の一番茶(新茶)のみを使用した「雅」。
鮮やかなグリーンに、上品な香りと味わい。
お茶の甘みも感じられて、ティラミスのような生菓子にもおすすめの抹茶です。
ジェノワーズもマスカルポーネクリームも、ほぼ混ぜるだけ。
難しい作業はほとんどなく簡単なので、ぜひ本格的な抹茶を使っておいしい抹茶ティラミスに仕上げてください♪
抹茶の香りと甘味が堪能できる濃厚ティラミス
最初にスプーンを入れたときの、抹茶の裂け目からクリームがチラ見えするところが個人的萌えポイントです◎
抹茶の心地良い渋みと苦み、そしてほのかな甘味が感じられるティラミスは、おもてなしにもぴったり!
ぜひ作ってみてくださいね。