夏の誕生日ケーキにもおすすめ!マンゴーショートケーキを作ろう
ジューシーな甘さが特徴のマンゴーは、これからの季節にぴったりなフルーツ!
今回は生クリームとスポンジと相性抜群のマンゴーを使い、夏に食べたいマンゴーショートケーキの作り方をご紹介。
大きな種があって切りにくい、マンゴーのカット方法もお教えします。
どう切るのが正解?マンゴーのカット方法
マンゴーにはさまざまな種類がありますが、基本的には大きく平べったい種が真ん中に入っているのが特徴です。
代表的なマンゴー
タイマンゴー
タイ産のマンゴーで年間を通して手に入りやすい。黄色く平べったいマンゴー。
アップルマンゴー
日本でも栽培されていて、スーパーなどで手に入りやすい。赤いマンゴー。
今回はタイマンゴーを使用し、ケーキ用のカット方法を解説していきます。
カット方法
- 広い面に並行に種が入っているため、向きに注意して種を避けるようにカットする。
- 中心を避け、種に沿うように3枚にカットする。
- 【サンド用】
皮を剥き、好みの厚みでスライスする。
- 【上部のデコレーション用】
皮付きのまま縦にカットしてから皮を剥く。サイコロ状にカットする。
今回は種の周りの実は使いませんが、ピューレにしてムースやアイスクリームなどを作ると余すことなく使えます。
マンゴーショートケーキのレシピ(5号[15cm]サイズ1台分)
ビタミンカラーのマンゴーたっぷり!夏に食べたいショートケーキです。
ジェノワーズ(スポンジケーキ)を作る
材料
- 薄力粉…75g
- 全卵…140g
- 砂糖(細目グラニュー糖)…75g
- 水あめ…10g
- 牛乳…25g
- 無塩バター…20g
下準備
- 薄力粉をふるう。
- バターと牛乳は一緒に軽く温める。
- オーブンを180℃で予熱する。
作り方
- ほぐした卵にグラニュー糖と水あめを入れ、湯せんしながら40℃前後になるまでハンドミキサーの低速で泡立てる。温度が上がったら湯せんから外す。
- 生地を湯せんから外したタイミングで、バターと牛乳を湯せんにかけておく。
- 1を高速で5~10分間ほど、しっかり泡立てる。
*8の字を書いて跡がしばらく残るくらいを目安に。
- キメを整えるため、低速で時間をかけて1周泡立てる。
- ふるった薄力粉を入れ、粉気がなくなるまで底から返すようにふわっと混ぜる。
- バターと牛乳を湯せんから外し、生地全体に混ぜる。
*底に溜まりやすいので、ボウルを回しながら底からふわっと何度か混ぜましょう。生地をすくったときに、リボン状にスムーズに落ちるくらいのかたさが目安。
- 敷紙を敷いた型に生地を流し、型を軽く落として大きな気泡を抜く。
- 180℃に予熱したオーブンを170℃に下げ、30分間ほど焼成。
*お使いのオーブンに合わせて焼き時間や温度は調整してください。 -
焼き上がりすぐに型ごと台に軽く落として蒸気を抜き、型から外す。
- 全体が冷めたらラップをして乾燥を防ぎ、使う直前に3枚にスライスする。
シロップを作る
材料
- 水…30g
- 砂糖(グラニュー糖)…15g
- ホワイトキュラソー…4g
作り方
- 水とグラニュー糖を耐熱容器に入れ、沸騰するまでレンジで加熱。粗熱が取れたらホワイトキュラソーを入れる。
- カットしたスポンジの表裏にハケで塗り、重ねた状態で側面にも塗る。
仕上げる
材料
- 生クリーム…200g
- 砂糖(細目グラニュー糖)…20g
- カットしたマンゴー…適量
- タイムなどのハーブ…適量
作り方
- ボウルに生クリームとグラニュー糖を入れ、氷水で冷やしながらハンドミキサーでツノがお辞儀するくらいのかたさに泡立てる。
- ジェノワーズにクリームを薄くのばし、スライスしたマンゴーを並べる。マンゴーの上部が透けるくらいクリームを薄く重ね、ジェノワーズをのせる。
- 工程2を繰り返す。
- 下塗りをする。
上部にクリームをのせて薄く広げ、側面にパレットナイフを当てて薄く広げる。
立ち上がった縁を外側から内側へ向かってならす。
- 本塗りをする。
上部に多めにクリームをのせて広げ、側面に落ちたクリームをのばす。足りない場合はクリームを追加する。
立ち上がった縁を外側から内側に向かってならす。
- 土台とケーキの隙間にパレットナイフを差し込み、余分なクリームを取り除く。
- トレーや皿に移す。
- サイコロ状にカットしたマンゴーを中心が高くなるようにのせ、タイムを飾れば完成!
「マンゴーショートケーキ」の詳しいレシピページはこちら。
レシピのポイント
マンゴーショートケーキをきれいに、おいしく仕上げるためのポイントをお教えします。
マンゴーを変色させない
マンゴーは切ってから時間が経過すると、空気に触れている部分が茶色く変色します。
仕上げのマンゴーはなるべく食べる直前にカットするか、ナパージュなどを使ってコーティングすると変色を防げます。
マンゴーの水分に注意する
マンゴーは水分が多いフルーツ。水気が多いとケーキを組み立てる際に生クリームが滑り、崩れやすくなります。
キッチンペーパーなどで水気を取ってからのせましょう。
下塗りが終わったケーキはしっかり冷やす
気温の高い夏場は生クリームが安定しないため、ケーキが特に崩れやすくなりがち。
下塗りを終えたタイミングで一度冷蔵庫に入れてしっかり冷やしておくと、崩れにくくなります。
夏に食べたい♪ビタミンカラーのケーキはいかが?
今回のコラムでは、マンゴーショートケーキのレシピをご紹介しました。
マンゴーの爽やかな甘さとビタミンカラーの黄色は、夏のバースデーケーキにもぴったりですよね。
夏場はケーキを敬遠しがちですが、マンゴーたっぷりのケーキなら喜ばれそうです。
マンゴーを見かけたらぜひ作ってみてくださいね。