お菓子屋さん・パン屋さんなど、店舗集客の手段として役立つGoogleビジネスプロフィール。
あなたのお店では活用できていますか?
Googleビジネスプロフィールには投稿機能があり、Google検索やGoogleマップでお店を探しているユーザーに、お店の最新情報などをお知らせできます。
投稿機能は、新規のお客さまやリピーター客を増加させることができるのです。
この記事ではGoogleビジネスプロフィールの投稿機能について、以下の内容をGoogleの公式発表をもとに解説しています。
- Googleビジネスプロフィールの投稿機能でできること
- 投稿機能を活用するメリット
- 投稿に関する注意点
投稿機能を活用するのとしないのとでは、集客に大きな差が生まれます。
ぜひこの記事をチェックしてみてくださいね。
Googleビジネスプロフィール|投稿機能でできること
Googleビジネスプロフィール(旧名称:Googleマイビジネス)は、無料で使える店舗情報管理ツール。
ビジネスプロフィールの作成方法はこちらの記事で紹介していますので、まだお店の登録をされていない方は作成してみてください。
Googleビジネスプロフィール登録方法・手順を解説
Googleビジネスプロフィールの投稿機能は、集客の手段として活躍します。
Google公式サイトの『
ローカルビジネス向けの投稿について』では、3つの投稿機能が紹介されています (23年6月現在)。
特典
お客さまに対して割引やクーポンなどの特典を投稿できます。
特典投稿ではタイトル、開始日時、終了日時が必要です。
写真や動画、特典の説明、クーポンコード、リンク、利用規約を追加して投稿ができます。
特典期間中は継続的にGoogle検索やGoogleマップ上で投稿を表示できます。
最新情報
お店の最新情報を発信する投稿機能です。
例えば、新商品や新サービスの告知や営業日時の変更などをお客さまに伝えるときに活用できます。
表示期間は1週間に限られています。
イベント
セール情報や期間限定イベントなどの告知を投稿できます。
「特典投稿」と同様、イベント期間中は継続的にGoogle検索やGoogleマップ上で投稿が表示され、期限を過ぎると表示が消えます。
以上の3つのいずれも、投稿内容は蓄積されるので、過去分を遡って確認可能です。
投稿機能を活用するメリット
Googleビジネスプロフィールの投稿機能のメリットについて解説します。
お客さまにタイムリーな情報をお届けできる
投稿機能を使えば、新商品のリリースや、期間限定のキャンペーン情報をすぐに発信してお客さまに共有できます。
お客さまはいち早く情報をキャッチでき、それをきっかけとした来店が期待できます。
また、営業日時の変更があった場合、その旨を投稿しておくことで、お客さまが誤って来店してしまうことを防げます。
店舗の魅力を伝える機会が増える
おいしそうなスイーツの写真や、オーブンから出てきた焼きたてのパンの動画。
投稿機能を活用すれば、さまざまな角度から店舗の良さや特色をお客さまに紹介できます。
投稿すればするほど、店舗をアピールする機会が増えるのはうれしいですよね。
結果的に他店との差別化や店舗のブランド力の向上にもつながります。
ローカル検索の順位改善への効果が高まる
定期的な投稿はGoogle検索やGoogleマップ検索の検索結果における表示ランキングにも影響を及ぼします。
Googleは、店舗情報が最新の状態にアップデートされているかという点を、ランキングの順位付けとして重視しているからです。
ローカル検索したときに、上位に表示されていれば、より多くユーザーがあなたのお店を見つける機会が増えます。
営業時間の変更、新メニューの登場などを更新し、検索結果の表示順位で上位掲載を狙っていきましょう。
自店舗のGoogleビジネスプロフィールを、Google検索・Googleマップ検索の上位に表示させるための対策方法を、通称「MEO対策」と呼びます。
MEO対策の重要性についてはこちらのコラムで解説していますのでチェックしてみてくださいね。
ローカル検索で集客力をアップさせるコツ|お菓子屋・パン屋の店舗集客
投稿の注意点
投稿するにあたって、Googleが発表しているガイドライン は必ずチェックしましょう。
投稿を拒否される可能性や、掲載後に違反が発覚してペナルティを受ける可能性があります。
個人情報を含む投稿はしない
店舗のビジネスに関する連絡先情報を除き、個人情報が含まれた投稿は認められていません。
個人情報とは具体的には以下のような情報です。
・同意なく投稿された、他者の個人情報を含むコンテンツ(例: 苗字、氏名、写真または動画内の顔、同意なく投稿されたとの報告があるその他の情報)。
・財務情報、医療情報、身分証明書、またはその他の個人情報を含む、ご自身または他者に関する個人を特定できる情報。
撮影した写真にお客さまはもちろん、店舗スタッフの個人情報が含まれていないかチェックしましょう。
プライバシーを保護した投稿が必須です。
同じ内容の投稿は繰り返さない
Googleのガイドラインで禁止されているものに「意味不明なコンテンツ、コンテンツの繰り返し」の項目があります。
Google マップでは、意味不明なコンテンツを投稿したり、コンテンツを繰り返し投稿したりすることは許可されません。
Googleはユーザーに有益な情報を届けることを企業理念としています。
ユーザーの立場で、いつも同じ写真、同じ文章が投稿されていても何も魅力を感じませんよね。
投稿頻度を上げるためだとしても、同じ投稿を繰り返しアップすることはやめましょう。
ユーザーからの信頼度もGoogle検索からの評価も下がる原因となります。
その他、ガイドラインに違反する投稿はしない
- 不快や不安を感じさせるようなハラスメント的な投稿
- 個人や集団を糾弾するようなヘイトスピーチのような投稿
- わいせつ、冒とく的な表現
上記のような、ユーザーが不快となる投稿は禁止されています。
集客に効果的な投稿とは?
Googleビジネスプロフィールの投稿は、活用次第で大きな集客力アップが期待できます。
投稿において意識したいポイントをご紹介します。
情報の鮮度を意識した投稿
お店のホットな情報をお客さまにお届けしましょう。
投稿頻度が高ければ高いほど、活動的なお店であることが伝わり、お客さまの関心を引けます。
また、Googleは新しい情報を検索順位の向上として評価しますので、MEO対策の点でも有効です。
視覚的魅力を盛り込んだ投稿
投稿には、写真や画像を含めることをおすすめいたします。
これは、文章のみの投稿よりも、視覚的な情報の方が注目を引きやすく、伝わりやすいからです。
商品の写真や店内の動画など、店舗や商品の魅力を最大限に引き出す視覚的要素を盛り込みましょう。
具体的な投稿
投稿の際は、読み手に伝わりやすい情報提供を意識しましょう。
例えば、新作チーズケーキの投稿をするとします。
見栄えよく撮影されたチーズケーキの写真に、どんな味わい・食感なのか、どんなこだわりがあるのかが記載されていると、写真だけの投稿よりもぐっと魅力が伝わりますよね。
価格や販売期間などの具体的な詳細を含ると、より明確に読み手は購入するシーンを思い浮かべられます。
上記のように写真と文章を組み合わせて投稿すると、情報が具体的に伝わりやすくなりますよね。
「読む人にとって、どれだけ関心が引かれる内容か」を念頭に投稿しましょう。
まとめ|投稿機能を活用して集客力UP!
Googleマイビジネスの投稿機能は、店舗の集客力を高めるための有効なツールです。
最新情報や特典・イベント情報の発信など、さまざまなシーンで活用できます。
投稿機能を活用すればするほど、多くの人にお店を知ってもらえるチャンスが増えます。
- ユーザーが知りたい情報をタイムリーに、具体的にお届けすること
- Googleのポリシー違反をせず、ガイドラインを守って投稿すること
上記の2つを意識して投稿機能を店舗集客のツールとして活用してみてくださいね。
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