お店で見かける、あのくるみパンを作ろう
パン屋さんでもよく見かけるくるみパンは、定番の一品。
強力粉に全粒粉を少し加えると、素朴な味わいの中にくるみの味が引き立ち◎
丸形などさまざまな形で作れますが、今回はおなじみの花形成形のレシピをご紹介します。
それでは、さっそく作ってみましょう。
くるみパンのレシピ(8個分)
たっぷり入れたくるみの香ばしさを味わいたいから、生地作りの前にくるみの空焼きをお忘れなく。
材料
- 強力粉…200g
- 全粒粉…20g
- 砂糖…10g
- インスタントドライイースト…4g
- 塩…3g
- はちみつ…10g
- 卵…30g
- 牛乳…150g
- 無塩バター…10g
- くるみ…70g
- 溶き卵(つや出し用) …適量
下準備
- くるみを空焼き(150℃のオーブンで10分間)して、粗く刻みます。
- 卵・牛乳・無塩バターを常温に戻します。
- オーブンを190℃に予熱します。
作り方
- ボウルに強力粉から塩までを入れて、混ぜます。
- はちみつ・卵・牛乳を加えて混ぜ、こねます。
- なめらかになったら無塩バターを加えて、さらにこねます。
- こね上がったら、くるみを加えて混ぜ込みます。
- 丸めてボウルに入れてぬれ布巾をかけ、2倍に膨らむまで暖かい場所で発酵させます。
- 2倍に膨らんだら、発酵終了です。
- 8等分して丸め、ぬれ布巾をかけて15分間休ませます。
- つぶして円にのばし、丸め直したら、とじ目を下にして置きます。
- オーブンシートを敷いた天板に並べ、ふっくらするまで2次発酵させます。
- つや出し用の卵を塗り、190℃に予熱したオーブンで10分間焼いたら出来上がり。
手のひらで軽く押してから、放射状に5つの切れ目を入れます。
*レシピではガスオーブンを使っています。お使いのオーブンによって温度と時間を調節してください。
「くるみパン(全粒粉入り・くるみたっぷり)」の詳しいレシピページはこちら。
アレンジ提案
くるみ一粒を上に飾って
- 分量内のくるみから、形の良いものを8個取り分けておきます。
- 工程10で卵を塗った後に中央にくるみをのせ、指で軽く押し込みます。
*生地にのせるだけでは焼くと取れてしまうので、生地を傷めない程度に押し込んでください。
クリームチーズを包んで
くるみパンにクリームチーズを入れれば、栄養面でもボリューム面でも◎おかずを一品手抜きできるかもしれません。
- クリームチーズを1個分15gに分けます。
- 工程8でクリームチーズを包んでから、放射状に5つの切れ目を入れます。
あんを包んで
おやつにするなら、あん入りくるみパンがおすすめです。
- 1個分25gのあん玉を作ります。
- 工程8であん玉を包んでから、放射状に5つの切れ目を入れます。
栄養豊富なくるみ入りのパンを朝食に♪
くるみは栄養の宝庫。
例えば、悪玉コレステロールなどから心臓を守ってくれる抗酸化物質ポリフェノール。
くるみひとつかみ分に含まれるポリフェノールの量は、赤ワイン1杯分を上まわるといわれています。
また、くるみに含まれる成分が、がんの発生を抑えてくれるメラトニンに深く関わっているという説も。
毎日食べればたくさんの効用があるくるみ。パンに混ぜこめば、知らず知らずのうちにおいしく栄養が取れて、一石二鳥です。
全粒粉入りのくるみパンは、食事パンとして楽しむのにぴったり。
甘さ控えめで、かめばかむほど味わい深いパンなので、どんなおかずにもよく合います。
忙しい朝におかずを少し手抜きしても、栄養豊富なくるみ入りのパンを食べれば、1日を元気に過ごせそうですよね。
おいしくてかわいい!手作りくるみパンで1日の元気をチャージ!
おいしくて、栄養も豊富。花形成形で、見た目もキュートなくるみパン。
おうちで手作りすれば、くるみもたっぷり入れられます。
ぜひ作ってみてくださいね。